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背中に「おとうさん」感~「オイディプス王」~

イシちゃん。

「轟悠」の仮面がぶれない人だ。

そのブレなさが近寄りがたいムードを
だしていたんだけど。

「専科」になって、その「硬質」さがイキイキしてるなあと思う。

感想の前に。

専科公演、もっと続けてください!!

本公演やバウなどで
場を引き締めるためにしか
使われてない気がするこのごろ。

つまりは
「声楽専科」「演技専科」「ダンス専科」と
きちんと役割があるにもかかわらず
ちっとも適所に使われてない。

専科に光を!!

で、今回驚いたこと。

みつる君が歌える!!

みつる君の歌は、私下手だと思ってた。
だから今回聞いて驚いた。
歌えますよ!!!
すごい、専科効果。

以前下手と書いたことを訂正します!!

イシちゃんと渡り合うシーンもあり。
良かったです。

次に思ったのはカチャ。

似合うのに女役……

歌も歌えるし、なんかもったいない。
カチャって顔の成長が
女役のふけかたというか。
上手くいえないけど、いつみても若々しい「女の子」のような顔。
男役のような、学年を重ねて渋さがでるとか
そういうタイプの顔ではない。
すっごい女役向きの人なのに。

イオカステ(カチャ)が真実に気付き、
少しづつ体をふるわせて、最後は叫びながら階段を
かけあがっていったんですが、そこが良かった。

オイディプスにそれぞれが絡む構成なので
なんかイシちゃんの芝居を見る時間が長く、
それに飽きると、物語から離れてしまう、
スレスレのラインで見てました。
つまりイシちゃんの芝居の好き嫌いにかかってるかな。

コロスがいるのに上下からほとんど動かないのが
もったいなかったけど。

「知」に関する考察の物語らしいんで(小柳さんがプログラムに書いてた)

でも「知」より客は「人」をみにきてると思うんよ。

それを活かす手法があまりになさすぎて
それがもったいないなあと。
小柳さんの脚色能力は高いと思うけど
舞台の演出力はつまらない。

それでもラスト、国を出て行くイシちゃん。
そのとき、子供たちと一緒に去っていくんだけど。

その背中に「おとうさん」感が漂っていた。
いままで彼女からは感じなかったものだ。

イチロくん時代からみてた人が「父親」が似合うようになったと思うと
イシちゃんの積み重ねた男役歴に敬意を表したい。

そう感じた公演でした。

ストーミーウェザー~オギーに質問~

続いて第二部。

楽しかったんですが。

1つだけ、わからない。

オギー。
「シャンゴ」の1部を
何故、OSKで上演したんだろう?

それだけが本当にわからない。

「シャンゴ」は宝塚の座付き作家、
鴨川先生が当時のスータン雪組にあてて
作られたシヨー(だったと思う)

荻田氏がOSKで演出ときいて素直に楽しみだった反面、
「もしかしたら???」とは思ってた。
で、タイトルきいて予感は半分当たった。

「ストミーウェザー」は
「シャンゴ」の第10場・ブルースAの場面のタイトル曲なので

まさか「シャンゴ」やらないよね?

と思ってたわけだが。

当たった……

もちろん「パクリ」なんて下品なものでなく、
「オマージュ」になってるのもわかった。

「アムール ド 99」の
なんちゃってシャンゴと同じ場面をやってるんだけど、
私はオギーのほうがクオリティ高いと思う。

プログラムには「シャンゴ」には一切ふれてないし
「ストーミーウェザー」の解釈ももちろん違う。

けど、役名に「シャンゴ」(雷神)とつけてるからには
荻田氏は確信はあるんだろうと思う。
(鴨川先生は「光の神」としてる)

作品の意図に関して荻田氏はプログラムに
「ジャズを使って全編を遊んでみよう」
と思われたと書かれている。

そして。

「シャンゴのプログラムでの鴨川先生の言葉。
抜粋しながら書かせていただくと
「ジャズの源はアフリカのヨルバ族が
閃光の神・シャンゴにささげるリズムから
生まれた説があります」
新大陸アメリカに流れたアフリカのリズム。
この流れを主流に作りました。
「真帆志ぶきを中心とした雪組が
頑張っておめにかけます!」


この作品に関してはこのブログで
熱く語ってるので省略しますが。

思うのは
荻田氏が、自分で役者を集めたオマージュ公演なら
素直に素晴らしかった!!
と、書けるのです。

盆回し、セリあがり。
舞台機構をあますことなく使い、
ショー自体は見事な作品で
たぶん、OSKの団員さんにあわせて
適材適所にシーンを作っていたと思う。

なれば、全編荻田氏のオリジナルで見たかった。

何故鴨川作品をあえて使ったのか?
それだけが、わからない。

ラインナップ雑感。

つまり。
100周年に柴田作品がみたかったわけで。
100周年が終わったとたん
(黒豹除く)なんでもかんでも
柴田作品再演祭りをのぞんでたわけじゃない。

柴田作品は好きだけど、
同じ作品をニンに合わない生徒にあてたりして
ムダに駄作にされるのはもう勘弁。

こんな使い方されるなら
もう柴田作品は再演しなくてもいい。
と、思いました。

ヅカ雑感。

左前のお姫様。

最後までやるなあと思いました。

「あれ?左前ちゃうの?」
「えっ?男前??」

みたいな。

6年間トップでありながら
ここまで変わらない方も珍しいなあと
今は逆に感心しています。

サヨナラ公演の中継、たくさんあるんですね。

「退団公演で稼ぐ」を
ここまで露骨に見せられて、
なんかえげつないなあと思いました。

さすが☆組です。

剣幸「kohibumi」コンサート~「奇跡」で締めくくる100周年~

12月23日。

100周年の締めくくりは
この方で終わりました。

はい、剣幸さんです。
ウタコさんです。

「kohibumi」コンサート。
行ってきました。

今年1月に、
このマグノリアホールで拝見したときは
めちゃくちゃ暑苦しく語っていて、
本当に興奮してたな、自分と、
思い返しても恥ずかしいです。

で、昨日ですが。

曲目。

「クリスマス・イブ」
「美しい人よ」
「愛の賛歌」
「旅情」
「睡蓮の舟」
「奇跡」

「HAPPY TALK」
「あなたが好きで」
「田園」
「Born Again」

手紙が朗読され、曲へと流れていきます。

自分が今回心に残ったのは
高倉健さんのエピソード(「あなたに褒められたくて」より)
任侠映画のポスターで、刺青入れて、刀をもって。後ろ姿の健さん。
その健さんの、足のかかとのアカギレに貼った絆創膏。
「またアカギレ切らして」とお母さんだけが気づいたコト。
「あんたが可哀想」と心配されたお母さんの話。
母親にしかわからないエピソードをとリあげるトコが
ええなあ~と。
更にそこへ歌う曲が「愛の賛歌」なトコも
妙にはまってて、ええなあ~と思いました。

手紙と歌ですすむなか。
短歌の話になりました。
NHKの短歌の番組にゲストで出演されたそうで。

「短歌も手紙だと思う」

歌人・永田和宏さんと、
奥様で同じ歌人である河野裕子さんのお歌とともに。

「奇跡」

あの力強い歌いだし。
「どんなに切なくても 必ず明日は来る」

それは、当たり前であり当たり前ではないわけで。

明日がくることは
喜びである人もいれば
哀しみである人もいる。
楽しみかもしれないし、
憂鬱かもしれない。

必ず「その日」は来る。
でもあなたは1人ではない。

ウタコさんの「奇跡」には
「希望」がこめられてるなあと思います。
そういう歌を歌える人なんだなあと
納得させられます。

奇跡。
100周年宝塚が続いたことも。
この場所に自分がいられることも。
この会場でこういう時間を過ごしてることも。
当たり前のようで、
実は歯車が1つでも狂うと
実現しなかったかもしれない。
だから「今」が奇跡。

他にも素晴らしい曲を歌ってもらえましたが、
自分の中で1番の曲は、
ウタコさんが歌う「奇跡」です。


来年もこの歌声を聴きたいと思いました。
プロフィール

ナムタン

Author:ナムタン
宝塚歌劇の批評、芝居のお話などを書いてます。
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最低限のネチケットは守っていただきますよう
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