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希望の光を探して~パルムの僧院~

「パルムの僧院」
雪組・バウ公演観劇。

観ていて、脚本に思ったことを書きます。

〇脚本以前の箱書きの段階を観せられた気分。
〇何故なら、説明台詞が多いから。
〇削る作業をしないので、いらないシーン
つまりはなくてもいいシーンができる。
そのため見せ場が多すぎて、とっちらかる。
作者は削る作業を覚えて欲しい。
〇そして台詞と闘うことをしない人だなあと感じた。
登場人物の台詞がありきたりで、心に残らない。
〇人物造詣から勉強して欲しい。

などなど。
のっけから、文句ですいません。

「悪くなかった舞台です」
で、すむ感想ですが、それではつまらないんで、
思うことを書いた次第です。

スターがメインの舞台でも
やはり脚本がある程度書かれていて欲しい。
すごく基本なんですけど(涙)
お金をいただくコトと
自分の書きたいコトをうまく融合させてください。
野口さんの書いた箱書きにお金を払ってるんじゃないんです。

「情熱のバルセロナ」ですでに柴田先生が脚本を書かれています。
こちらは設定としては、大地真央あっての作品だったと思います。
主人公のファブリスは観ていて感情移入できない男です。
それでも初演は大地真央の「スター力」で成立したんだと思います。

咲ちゃんは、オーラを放つタイプのスターではありません。
今回の役はかなり、苦労したかと思います。
彼女は身長もあるし、歌も「歌える」人です。
真ん中に立っていても「安定感」がある。
でも、その先がまだまだ。
歌えるというには、足りない。
彼女の仕草には「女の子」の部分がみえてしまう。
そこが、1番ネックでしょうか。
イタリアのポジティブな恋愛……

自分には、おバカなおぼっちゃんにしか見えなかった。
だって、正当防衛とはいえ、殺人で牢獄に入れられたのに
「ここは牢獄とは思えない~♪天国だ~」
これで、この人、このあと司教になるんですよ??
なんかおかしくないですか(涙)

先にあげた、人物造詣の浅さが、そこかしこにでているのです。

野口さんは、たぶんお勉強をたくさんしてきて、
あれもこれも積み込みたかったんだと思うし、
事実詰め込んだ脚本になってます。

でも、観てる側には、長くてつまらない。

この物語のキーポイントはせしるのサンセベリーナ(ジーナ)ですが、
彼女1人で舞台をまわすには、まだカ不足だと思いまいた。

あと基本ですが、暗転・溶暗・多いです。
これも人が集中できる時間90分の法則にしたがって、
15分くらいに時間をくぎって場面を作ると、
まだ改善されると思います。

ここらは、何百回も柴田先生の本を写して体で覚えてほしい。

ファブリスとジーナの会話。
柴田先生は、
ファブリス「ナタリーただいま!」
伯母「ありがとう、私が伯母さんと呼ばれるのが嫌いと
覚えていてくれて」

野口さんは
「伯母さん!」
「伯母さんと呼ばれるのは嫌いだわ」
「あ、ごめん」
みたいに、余計な台詞が入る。
そこらが「台詞」と格闘してない感じを覚えるんです。

どんな台詞を話すかで、その人物を「役作り」していくのが
役者の作業であるなら、
いかにその台詞に魂を注いで書くかが、作家の作業です。

今回は雪組生が熱演してたので、
それが、余計に辛かったんですね。

もっと「適材適所」な作品があれば、
このメンバーは、更にイキイキしてたんだろうに、と。

ただ、野口さんの、音楽のセンスは好きでした。

今のこの作品では、野口先生、とは呼べないです。
頑張ってください。
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