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新人公演という名の夢~「PUCK」新公~

「真夏の夜の夢」」のとおり、
1度きりの「夢」を見た気がする。

本当に良かった。

型にハマることなく自分たちの「カンパニー」で演じきった!
という感じがして、好感がもてました。

「お客様は神様です」で、なにを言い出すの?
笑わせてくれたあーさ
気になったのが1点。
「ミッド・サマー・イブ」の歌。
ブレスの音までマイクがひろってて
非常に耳障りでした。
あれは、呼吸が続かなかった?
直せるコトなので、東京ではなくなってるよう願います。
「PUCK」誕生のシーンの
「声」「言葉」「のせて」
「あああああ」
までがキレイに出てて、嬉しかった。
「歌」の妖精PUCKが生まれた瞬間が表現できないと、
最後まで意味のない話になる。
それをキチンと表現できてたこと。
「グローイング・アップ」
人間が歳をとるのに、自分は成長しない。
PUCKが妖精であるゆえの「空しさ」
小池先生のホンに含まれてた
「永遠の時間を生きるモノと限られた時間を生きる人間」

その2種類の交流を「宝塚的」に表現したのが
「PUCK」の作品の意味だと思ってるワタシには
ハーミアとの恋も「永遠ではない」けれど、つかの間に見る夢。
そこに感動を求める。
PUCKに「透明感」が求められるのは、その解釈の上である。
あーさPUCKは、イキイキとしつつも
「声」を失ってからは、ハーミアに恋する「男」として
よく表現していたと思う。
アドリブも上手いし、先が楽しみな人です。

ハーミアの海乃さん。
この人は芝居が上手い。
更に歌も上手くなってる。
本公演のエトワールは、自分は声が細いのでむいてないと思うが
芝居で歌うぶんには、少し不安定さはあるけど、良い。
「あなたの手、マメだらけね」の台詞の優しさ。
ラストにストーンステージによじのぼる姿に
「たくましさ」を感じました。

ダニーゆうま君。
子供時代の時、舞台ソデで、ヘレンにちょっかいだされて
うるさそうにしてる細かい芝居が好きでした。
大人になってからも、また初演や本公演とは違う
「自分」のダニエルを演じていて良いと思います。

ラリーの連つかさ君。この人、声がいい!
口跡がはっきりしてて台詞が聞き取りやすく、歌が上手い!!
この「声」の良さは強みになると思います。
ラリーって、子供時代の夢はかなわず、
大人になっても夢をあきらめ、
でも最後にヘレンと一緒に前をむいて歩く、
おいしい役なんですよね。
やりようによって、面白くもかっこよくも、ヘタレにもなる役だから
色々工夫して、演じて欲しいです。

ボビー!!
暁さん。
明るい。照明いらない(笑)
つきぬけた「アイドル感」が似合ってました。
長身も映えて楽しいボビーです。
踊れます。
次の暁さんの課題は「滑舌」をよくする。
まだまだ暁さんのゴールは遠い。
もっともっと舞台を楽しんで欲しいです!!

オーベロンを歌舞伎役者風に演じてた春海さん。
面白い演出でした。アドリブの応酬も
「役になって」楽しむところは良いと思います。

タイテーニアの晴音アキさん。
面白かった!!
ロバに恋する歌。
あそこは上手く歌わなくてもいい(上手いほうがもっといいけど)
どれだけ「道化」でみせられるか?だと思うし、
じゅうぶん面白かった。
見せ場!というトコできちんと活かせることが強さだと思います。

月組の娘役さんて、個性が強くて面白いですね。
そこに
わかばちゃん!はじけたなあ~(涙)

月組きてから、ドコにいてるかわからん感じでしたが
ヘレン役でつきぬけた彼女をみて、良いなあと思いました。

この人にしかできないヘレン
というコトです。
コマちゃんも、作りこんで演じていますが
わかばちゃんは、コマちゃんじゃない。
それに「娘役」というのもある。
そこの「3枚目」の殻をやぶれるかどうかを
今回、試されたのかと思うけど、じゅうぶんです。
これだけ役を作れる人なのかと、感心しました。
「今までの自分にサヨナラよ」の台詞にたどりつくまでの
気持ちの変化を大切に演じてください。


そして、たまきちグレイヴィルさん。

研30くらいの風格ある芝居でした。
「PUCK」は人間がきちんと歳をとるので、
その年齢にあった、台詞の強弱や格好が要求されるけど、
たまきちは出てくるたびに威厳が出る。
車椅子から立ち上がって、ステッキをもって怒るシーンはよかった。
場をまとめる役として、きちんと果たしつつ
もう「出来上がった」男という感じです。
こちらの役のほうが、本人にはやりやすかったのではないかなあ。

妖精たちのアンサンブルもまとまり、
ウッドペッカーズのアフロで「大阪のおばちゃん」芝居にはお笑い。
本当にまとまりのある「カンパニー」だと思います。
ラスト近くの実況中継で台詞をかんだレポーター君を
フォローするレポーター嬢が頼もしかった。

こうして隅々まで、演じる人の顔がみえて
非常にいい公演でした。
東京で、さらに進化して欲しいです。

そして、この公演を演出した上田久美子先生には
改めて
「大劇場デビュー楽しみにしてます!」とお伝えしたいです。
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Author:ナムタン
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