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祝・千秋楽。なので演出面で書いてみた~「エリザベート」~

ともあれ、千秋楽おめでとうございます。

今回1番良かったのは、組のまとまり感です。
集団が発揮する力は、最大の武器である。
どの組でも思いますが、結束力がある、というのは
観てると伝わるものです。
その点で、花組の結束力は強かったと思いました。

観劇してて面白かった演出。

お見合いのシーン。

母親たちが喋るだけで♪から、正直におっしゃい、どう彼女?まで
「高速回転でみせる技」が面白かったです。

つまりは、一花ちゃん、じゅりあちゃんの手の動きと、
フランツがカップの上げ下げを早くするだけで、
「時間の早回し効果」をみせていました。
パントマイムで、自分でやるとわかります(笑)
早く動くようにみえるんですね。
それが3回目で、はっきり見られました。
ついでに、フランツが首を左右に早くまわすだけで、
さらに「時間があわただしく過ぎていく効果」を出しています。
で、「どう、彼女?」と聞かれたキッカケで、
時間は正常に動きだし
「もぎたてのフルーツ♪」と、次の展開につなげていきます。
歌いながら、これを要求されて、かつキチンとできるのは
実力あるゾフィーやシシィママ、フランツだからだと思いました。
これは小池先生がつけられた演出でしょうか?
面白かったです。

で、見せ場なのに全然心に響かない「私だけに」

あれ、のどにナイフをつきつけてる時間が長い。
シシィが上手い人なら、どんなにシーンでも耐えられます。
でも、今回のシシィは、歌うだけでも大変だと思うので、
ここは演出で、サクっと、切っていくほうが
シシィにも、お客様にも親切だと思います。

〇ナイフ突きつけのシーン、つきつけて10カウントくらいで
もう音を入れて欲しい(つきつけて、すぐでもいいくらい)
〇感動できないポイントとして歌に観客の気持ちがのらない、
という点はあると思う。
今回は、カーテンの空くタイミングが早く
アカリの差し込むのが遅い。
これでまた、シシィだけで場面がもたせられないから余計イラつく。
シシィが自由を表現するために舞台をかけまわる間にカーテンあけて、
すぐアカリをいれたら、もう少し観賞にたえられる
「私だけに」になるんじゃないかなあ。

病院訪問。

自分はシシィがウィンディッシュ嬢と扇交換する演出が好きですが
今回は、ウィンディッシュ嬢がシシィの涙をぬぐうようになってたと思う。
ゆきちゃんは、どのプランでも応対できると思うし、
キチンと見せ場を作れる人。
シシィのおかげで感動半減になっては可哀想。
段取りにしてしまうと、シシィの計算がみえてしまう。
この際、ウィンデッシュ嬢が先にシシィの動きをして、
それにシシィがあわせるようにすれば、いい。
あわせられるかはシシィ次第ですが。
病院訪問も、物語の見せ場の1つなので
シシィができてないと、崩れるのです。

ルドルフ霊廟も同じ。
演者が入り込みすぎて、共感しにくくなってる。


「息子が死んで悲しい」のか
「息子に死なれた自分が可哀想」なのか


もう1度解釈したほうが良いと思います。
トートも、あそこで入り込みすぎ。
いつも、泣きながら銀橋渡りしてるんですが
そこが「人間臭い」といわれる点ではないでしょうか?

トートは「死」なので
あまり過剰に「反応」するとおかしいんです。

「みりおトートはキレイ」なんで、
さらに加えて、あえて表情を消して欲しい。
彼女は苦悩すると、いつも眉間にシワだけの表情なので
それなら「無表情」のほうがいっそ、すっきりします。
「顔色1つ変えないトート」になればいいのに。

だいもんルキーニは好きです。
ただ声が続かないと、笑い声に変えてごまかすコトがある。
テクニックともとれますが、あまり笑い声が多いルキーニも
気になった点です。

フランツは、贔屓目線を差し引いても上手いです。

自分が観たいポイントは
最終答弁。

トートと言い争い、
「エリザベート!」と言いながら
死者の集団に少しずつ戻っていくときの
フランツの表情はツボです。

生きてた顔から死んだ顔になっていくんですよ。
この「顔面技」は、是非観て欲しいです。

個人的なポイントと変えたらいいのに、という点を書きました。

東京も頑張ってください。
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見所紹介

ありがとうございます。

まだ観ていないエリザベートですが、色々な方の感想を読ませていただき、1回の観劇に備えています。高い観劇となりました。

いや・・・
高い観劇とならないよう、素晴らしい物を期待します。(半信半疑)

役者としてこなせているのは
北翔さんだけということが良く解ります。

あとはアンサンブルの結束(テンション?)の素晴らしさと
個々の実力派メンバーの煌めきでしょうか?

ルキ―ニは体力的にも大変な役です。

初演の轟さんはよく遣っていたとおもいますが、

その後の皆さん・・・みな息切れ感が否めませんでした(音月さん・霧矢さんレベルなら大丈夫だったかもしれませんが、余り記憶に残っていません)

公演期間、一定のレベルのパフォーマンスを維持するというのも、
プロの仕事の条件ですから、やはりメインキャストでこなせているのは北翔さんくらいと云う事でしょう。

トートは定義があって無い役なので・・・
キャラに合わせいかようにでも解釈できる役でもあります。
エリザベートとのフィッティングが良ければいいとはおもいます。

蘭花ちゃんが力の限り好きなようにやって・・・
みりおさんが一生懸命請けに回っているというイメージですね。

私的には

孤高感満点の陶器の人形のようなお花さまベートと
これまた怜悧な観念的死になりきったイチロトートが一番でした。
無感情と云う点では、姿月トートとの組み合わせもよかったですね。

孤高の魂と
孤高の観念

こういったシュチエーションが一番好きです。

クロさま

お返事遅くなり、すいません(^^;


花組「エリザベート」
組全体の公演としては
非常に良かったです。
そして、お金を払えるレベルという点では
北翔、望海、羽立は、見ごたえありました。
もちろん他にもいますが
「お金に換算する」点で、
特にぬきでた人を書きました。
それから、お好きなシチュエーションは
今回のシシィには感じられません。
以上です。
プロフィール

ナムタン

Author:ナムタン
宝塚歌劇の批評、芝居のお話などを書いてます。
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