スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

見事な群集劇~「前田慶次」~

わかった!!
初見は、集中できなくて、
「いい芝居なんだけど、モヤモヤするのは何故?」
と、考えていて、今日観劇。
モヤモヤはなくなりました。

初見より、楽しめました。

えりたん。
男役姿が決まる人である。
フェルゼン、ヘイリー。文四郎に忠兵衛。
トップになってから、芝居にハズれがなかったと思う。
しかし、
今回は、最後。
最後なんで、あえてお世辞でなく、
思ったことを書きます。

--------------------------------------------------------------------------------


「いい芝居なんだけど、モヤモヤするのは何故?」
と、考えていて、今日観劇。
モヤモヤはなくなりました。

初見より、楽しめました。

初見で、何故わかりにくいかの問題点。
大野先生の今回の作品は、
リピーターには嬉しい「マニアック」な作りだけど、
1回きりの観劇者に優しくない、ということ。
いい本なんだけど、本当に「良い本」は
1回みて「意味がわかるもん」だと思う。
だから、「エドワード8世」が苦手な人には、
この作品も、難しいかも。
事実、初回に宝塚が初めての人といったら、
「キレイな舞台だったけど、お芝居の意味がよくわからなかった」
と、云われました。また、見たいか?となると、苦笑いでした。
自分だけの見方だけだと、怖いんで、一応、他人様の意見も書きました。
大野作品は好き嫌いがわかれると思うんです。
「月の燈影」「花のいそぎ」「記者と皇帝」は、ワタシは好きなんですけど、
あとは、じっくりDVDなどで観て、味合わないと、ついていけないんですよ。
あと、足りないと思うのは「娯楽性」

彼は非常にこだわる作家さんです。
それはいいと思います。
でも、こだわりすぎて、
「宝塚」を書いてることを、時々忘れてはるんじゃないか、と思います。
「娯楽」要素があって、初めて「宝塚歌劇」だと思うのです。

今回の主題歌も、ショーの歌より
全然、素晴らしい!!
歌詞も美しいし、芝居を表しています。
ここまで書ける人なのに、
自分のこだわりを優先させてしまうのが残念です。

何回も「柴田作品」が好きと、書くのは、
同じように、人物の心理描写や関係性に重点を置きながら、
「また観たい」「原作を読まなくても意味がわかる」というのが、
柴田作品にはあります。
「赤と黒」は読んでないけど、トーコちゃんのをみて、
満足しました。
劇作に原作があって「原作を読まないとワケわからん」は
ワタシはダメだと思うほうなんで(原作も好きなのは別)
「ダレがみても、ある程度は理解できる」くらいの台本のほうが、
宝塚らしいとは思うのです。

大野先生は歌劇に毎年「苦言」を呈し、行く先を憂いている作家さんで、
非常にまともな思考の持ち主だと思ってます。
しかし大劇場で、実績をあげなければ、
良いことを書いていても、説得力がありません。
たぶん、小池先生が、同じ苦言を書いたなら、
「えらい人」は、少しは耳を貸したと思います。
観客に支持されることも、また作家には大事なこと。
支持されるためには「良い作品」を書いて結果を出すこと。
それしかないんです。
大野先生の戦い方は、間違いではないけれど、
「あと1歩」
自分のこだわりより、お客さまの求める「宝塚作品」を書くことだと思います。



ただ、今回、娘役さんから、下級生にいたるまで、
きちんと出番があり、雪組の力!芝居!!というのを
観た感じです。

特に娘役さんの使い方は上手い。
そこは、他の作家さんにあまりないことなんで、
素晴らしいと思います。

「群集劇」と書きましたが、壮・雪組は「群衆劇」の組だなあと思うので。

まとまりがなければ「群衆劇」は成り立たない。
だから、芝居の力は、あると思います。
次は個人的に印象に残ったことと、
モヤモヤの続きを書きます。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ナムタンさま

いつも楽しみに読ませていただいています。以前一度コメントいたしました、ハルです。

「初見でわかりづらい」
「いいんだけどモヤモヤ」
宝塚を観ているとあります!
二回目の観劇からは、舞台が熟していくのか、こちらが慣れるのか、「よかったよかった」となるのですが。
台詞の聞き取りづらさ、確かにありますね。
演出面の問題も感じます。演じてる方は皆とてもいいのに、とか…。

最近では、「太陽王」でちょっとそれを感じたので、共感してコメントしました。
何回か観られる場合はそれでも最後よかったと思えてよいのですが、そうでない時もありますし、また宝塚を初めて観る方と行く場合もあります。少し残念な時も。

雪組レポートありがとうございます。東京公演、楽しみにしているのですが、今のところはチケット全滅です…。
ショーの方もレポートしていただけたら嬉しいです。楽しみにしています。

ハル さま

コメントありがとうございます。

「太陽王」も、そんな感じでしたか?
そーかー。

何回も観るぶんには、いいんですけど、
やはり1回しか観ない人には、
1回でわかる作品がいいですよね~

ショーは、なんて書けばいいのか。
最初の雑感で感じた気持ちのままなんです。

あまり「愛」がみえないショーだと思ってます。
雪組、がんばれと思うばかりです。

ありがとうございます

お返事ありがとうございます。
ショーは初見のまま…という感じですか。

「太陽王」三回観ましたが、初見が消化不良で残念過ぎて、帰り道々、分析したり考え過ぎてしまって。その反動もあってか、二回目からはとてもよく思えました。
柚希さんのダンスは日に日に伸びやかになられて、本当に素晴らしかったです。
だから余計にモヤモヤといたしました。

「自分のこだわりより、お客さまの求める「宝塚作品」を書くこと」まさしくナムタンさんがおっしゃったご指摘が、ここにも当てはまるな~と思いました。

また読ませていただきますね!

ハルさま

こちらこそ、丁寧にありがとうございます。

「観たものないねだり」で(苦笑)
ますます「太陽王」が観たくなりました。

モヤモヤするのも愛ゆえだと思います(^^)
色々云ってしまうのも、愛ゆえ。
それがわかっていただける方がおられるだけで、
感謝です。
プロフィール

ナムタン

Author:ナムタン
宝塚歌劇の批評、芝居のお話などを書いてます。
自己紹介なしのコメント、
不快になるコメントなどは
削除、通報いたします。
また名前が名乗れるのであれば、
ハンドルネームもお願いしますね。
最低限のネチケットは守っていただきますよう
お願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。