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宝塚歌劇のエロス。

今は、昔の宝塚本を集中して読んでるんですが。

なくなりましたね「色気」のある舞台。
芝居にもショーにも、なくなった感じがします。

明るく、健康的で、楽しい宝塚も結構ですが、
あんまりに明るすぎて物足りないです。

柴田先生の作品は、やらないんじゃなくて、
「できない」んじゃないかなあ?
「心の機微」が表現できる人、います?
演出できる人はいます?
柴田作品をしないのは、演出できる人がいなくて、
かつ「色気」を表現できる人がいないからじゃないかと思います。
(だから、蘭とむにやってほしかった)

「エロス」の誤解があるかもですね。

たとえば星組のトップコンビさんは
キスシーンにこだわっておられます。
舞台にこだわりがあるのはいいことです。
でも、それは「キスシーン」をいかにリアルにみせるかを
追及してるのであり、舞台から「エロス」が漂うのとは
関係ないのです。
「太陽王」は観てないので申し訳ないですが、
たぶん、映像から察するに色々な娘役さんと絡むレオン君が素敵。
出てくる男役さんが素敵、というのであり、
キムシンが作者ということは「エロス」とは
ほぼ無関係な作品なんだろーなと思います。

昔をアレコレ持ち出すのはナンセンスでございますが、
ターコ&モックの世界とか、ウタコミミの宝塚的エロスとか、
近年ではやはり「仮面のロマネスク」の妖しい高嶺ふぶきのエロさですとか、
みてて「ドキドキ」したもんです。
ああいう感覚は宝塚歌劇が表現する恋愛もんだからこそだと思うんですね。

ショー(レビュウ)も、場末のゲイバーは笑いましたが、
でもそのレベルです。
健全に観るショーもいいですが、
5組あって、5組明るいにぎやかなショーでは、飽きます。
また、ショーはお金がかかるので1本ものに力を入れてるとも聞きました。
なんか違います。
踊れる人、歌える人が活躍するのはショーです。
トップ至上主義でなかった頃は実力のある方が
素晴らしいダンスや歌を披露されていました。
そして品あるエロスの場面があったりしたもんです。
最近は花組のショーしか力を入れて観てませんでしたが、
蘭とむが、3人の「女役」を役替わりで絡んでたダンスシーン。
「Mr.SWING」の1場面は、結構ツボでした。
稲葉先生は、ショー(エロス)がきちんと作れる方だと思います。

日本もので「色気」といえば「花の舞拍子」
好きなブロガーさんがとりあげてくださってて嬉しかったんですが、
これは歌詞にエロスが漂っています。
酒井先生は日本もので色気を出すのが非常に上手い。
近年では、星組さんの「宝塚踊り絵巻」でレオン君が歌っています。
また、OGではイチロくんが歌ってくれてます。
もとは雪組の演目でしたので、
ターコさんも、寿さんもカリンチョさんも歌われてますが、
個人的には、寿さんが歌われたのが好きです。

まあ、歌の歌詞、メロディにも「色気」は漂わせることができる、
といいたかったんです。
「エロス」を表現できないイコール表現力自体低下してるのかもしれませんね。

100周年に柴田作品がなく、おおまかに書くと、
3作品が小池先生、「ベルばら」「風・共」・百年祭り。
大介センセに、くりえいたあ景子。
辞める大野君に、微妙路線の原田先生。
生田先生がデビュー作。
外箱は谷・キムシン。かろうじてハリー。
肝心なトコは、ほとんど植田先生一族ばかり。
非常に象徴的な100年だと思いました。

このままだと「ベルばら」歌劇団になってるかもです。
でも、初期は長谷川演出の力がものすごく大きかった。
歌舞伎の「知恵」を取り入れてたからこそ、
のちまで「伝承」される「形」の舞台になったのであり、
あれが植田演出であれば、いまほど再演されてたかは疑問です。

101年目、1作くらいは宝塚歌劇しかできない「エロス」を
表現した作品がみたいなあと、半年すぎた今、思ってみました。
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たしかに

昔はトップでなくてもすごいダンサーがいて、その人の見せ場もちゃんとありましたよね~

すみれ先生、室町あかねさんなど歯切れが良くて色気があってゾクゾクとしたものです。

おっしゃるように柴田作品は難しいんだろうと思います。
再演するからには初演より良くならなければ意味がないですし~

植田先の権力ってすごいですよね!
息子さんも和物の振付、娘さんは音楽学校で指導。

最近の宝塚は何か違う方向へ進みつつあると思えてなりません。


宝塚もゆとりメンタル?

こんにちは。
 
柴田先生は厳しい方と聞き及んでおります。
ひょっとして最近のジェンヌは耐えられない→起用されない、なのかなあ・・・?なんてなことを思いました。
作品も重厚というかしっかりしたものが多いので見応えがあって好きなのですが、残念ですね。。。

ダンスの名手、歌の名手、日舞の名手、が本当に少なくなりましたね。昔は専科だけでなく各組に光る人たちがたくさんおられたのですが、遠い昔のようです。

力のある生徒は必ずいるハズ!それを使わない(使えない)演出家たち。
再演祭りにしてもベルばら風共…他に素敵な作品がたくさんあるのに何でコレ??
演出家不足の方が相当深刻だと思いますね…。
大野先生は本当に辞めてしまうのですか?

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管理人さま

申し訳ありませんが、宝塚、演劇関係のブログ以外は
リンクはお断りしております。
申し訳ありません。
そちらのリンクから、外していただいて結構です。
ご理解お願いします。

とまこまい さま

コメントありがとうございます。

今の子は怒ると泣くかすねるか、が多いそうで
指導される方はやりにくいそうですよ。
自分の作品のときは、男はけり倒し、
女は泣くまで、さらしものという極悪演出だったので、
「お金持ちのお嬢」の集団には、
「叱責」と「愛情」の区別がつかない人が多いんじゃ
ないでしょうか?理事長自身、あまり怒られたことのなさそうな
お顔をしてらっしゃいますから(笑)

mippyさま

コメントありがとうございます。

もう完全に会社ですよね。
植田派閥に属していれば安泰、みたいな。

昔は良かったとはいいたくないですが、
謙虚に作品を書かれてた植田先生は、
もういないんでしょうね。

ホンマに「ベルばら」劇団になるんじゃないかと思いますよ。

YU!K さま

コメントありがとうございます。

まず大野先生ですが、退団届けを出されたとききました。
劇団に物申すものは消されるんです。

また、そういう世界ですから、
できる生徒は、お金がある子に
つぶされていくんじゃないでしょうか?
推測ですが、最近の劇団のお金のある生徒への
執着をみてたら、今、行き詰ってる子は辞めたほうが
幸せなんじゃないかとさえ思います。

栄光のトップになった方の子供さんが近年入団しないことが
真実を語ってる気がします。
ヅカファン芸能人のミーハーお嬢さんが入団する時代ですから(苦笑)

さみしーですが、

こんばんは。いつも本当に的を得たご意見、ありがとうございます。私も、「100周年だからこそ、行く末をしっかり見据えた作品づくり」が必要だと思います。もう、ベルばらは封印するとか。柴田先生の作品がないのは、さみしーですが、組子だけでは満足な作品もできない昨今、もう無理でしょう。今後のラインナップを見ても、もう自ら5組制度も学校システムも、崩壊させて行っているとしか、思えませんが。観客動員さえよければ、中身はいいんですよ。宝塚から離れる日も、そう遠くないかもです。

No title

こんばんは。

その昔、香寿たつきさんに演技指導をしている柴田先生は、静かに厳しかったです。一言のセリフを、納得できるまで延々と繰り返させていて…。何度言われても弱音を吐かず暗いついていたタータンに鳥肌がたったものですが、今はそういう人、少ないでしょうね…。

柴田作品を上演できる(初演をしのぐくらい)組はないでしょうね。
(各組からの選抜ならなんとかなるか?)
厳しさの裏にある愛情を感じられる人が少ないということなのでしょうか?本当に残念なことです。

ゆうこさま

コメントありがとうございます。

寂しいんですよ!!!!!(涙)

やはり、100周年なら柴田作品でしょう?
というファン魂がうずくのです(涙)

すごい高望みではないと思うのですが、
劇団は冷たいですね。

ワタシも、もう少し頑張ってみてみます(笑)

ゆららさま

ようこそいらっしゃいませ~

そうです、厳しさイコール愛情ですよね。
「良くなって欲しい」イコール「怒ってでも稽古する!」

まあ昔の稽古は深夜の1時や2時が当たり前で、
生徒さんも、それを受け入れてたし、
それが当然でした。
今はさっさと帰るらしいですが、
それだけ意識が違うんでしょうね。

これから先の宝塚に「自分も関わってる」という意識が
希薄な生徒さんたちもいるように思います。

柴田先生

こちらには、はじめましてです~。
柴田先生の事が書かれていて、つい参加してしまいました。
私ぎりぎり「ウタ&ミミ」さんリアルで観劇出来たんですね、サヨナラ公演だったんですけど…そう川霧の橋とル・ポワゾンです。
この組み合わせ大好きです!
主役二人だけでなく涼風さんと朝凪さんのお話もからんで
粋な紫さんもいて…又こんなお芝居が見たいです!
ル・ポアゾンもつい口ずさんでしまいますよね(笑)

はじめまして

初めてコメントさせていただきます。

少し遡って読ませていただきましたが、どれも納得するものばかりで嬉しかったです。

今は宝塚からほぼ離れ、蘭とむサンが辞めた後はさっぱりキョーミがなくなりそうなラインナップに生徒の質、失言生徒の多いゆえんも納得!

私としては、技術は当たり前!舞台に立つなら心を豊かに育ててほしい!!そして、スタッフサンは私利私欲でなく生徒を成長、活かすことのできる作品をお願いしたいです。

初めてのくせに生意気なことをつらつら書いてしまい失礼しました。

これからも、楽しみに読ませていただきますね。

YouTubeで、おとみさん率いる当時の花組の、ノバボサノバと、ザレビューを観ました。
映像は、悪かったですが、当時の舞台が鮮やかに蘇り、涙しました

おとみさんの単独主演のお披露目のショウの作、演出をされるはずだった鴨川先生が、当時急逝され、おとみさんのお披露目のショウは、急遽、ノバボサノバの再演になりましたが、あの時、ムラまで観に行きましたが、花組生たちの凄まじい迫力、コーザイさんのダンスの素晴らしさ、エストレーラのヒーコさんの(若手男役で、ムラだけの出演で、退団されましたが)美しさ、おとみさん、まっちゃん、ピンちゃんの、ソール、ルーア、オーロの対比の素晴らしさなどなど、もう、神がかった舞台でした。

特に、おとみさんの歌は、上手とかを越えて、魂の叫びのようで…

なので、その後に、石ちゃんマミさん主演で、再演された同作は、綺麗だけど、物足りなくて、何かが違うと、皆、必死に頑張ってるんだけど、あのおとみさんの花組の迫力が
感じられない。と。

そして、ちえちゃん主演の再演…がっかりしました。

私は、あの再演の演出は、大失敗だと思っています。

鴨川先生のノバボサノバは、あの素晴らしい舞台は、鴨川先生が計算しつくしての、無駄のない削る所も加える所も決してない素晴らしい完成品なのです。

それを、藤井大介は、いらない所を増やし、必要な所を削り…星のノバボサノバを観た時、悔しくて、悲しくて涙が出ました。

大介、鴨川先生のお墓に土下座して謝れと…

彼は勘違いしているし、演出が薄っぺらいから、生徒さん達も薄っぺらい、歌、ダンス、芝居しか出来ない。(そうじゃない生徒さんも勿論いらっしゃいますが、長くなるので割愛致します)

特に、金コネと噂されるスターさんに、この傾向が強いように思います。



本当に嘆かわしい事だと思います。

稽古に精進し、技術を磨いた上で、心からの歌、ダンス、芝居の出来る生徒さんが活躍される事を祈り、きちんとした作、演出が出来るスタッフが認められて欲しい。と切に願います。

わかってるのですが…

お久しぶりです。

今回の記事や、他の方々のコメントにもあるように、確かに最近の劇団の方針は理解できないし、危機感のようなものが若いファンの間でも漂っています。

ベルばら風共ベルばらベルばら(エンドレス)
大人の方々からみればまだまだファン歴の浅い学生ファン達でも、演目が発表されるなり「またか……。もういいよ、オリジナルが観たい!」という声が増えてきたように思います。

ですが、作品に不満は抱きつつも、贔屓の姿を一目みたいとチケットを購入し、作品全体より贔屓個人の演技の微妙な違いを楽しんでいる感じです。(ここは昔からかもですが)

私も若手路線スターさんが贔屓なのですが、今後、宝塚がこのような舞台を上演し続けるなら、退団した方が、贔屓さまの為になるのかなとか考えてしまうことが時々、あります。

何にせよ劇団は、もっとファンの意見を聞き入れるべきだと思います。

話題から少し逸れたかもしれませんね…。長々と失礼いたしました。

よもぎさま

コメントありがとうございます。

「川霧の橋」をごらんになられたんですね。
うらやましいです。

「ル・ポワゾン」は岡田先生ですね。

このお2人の作品がまた観たいですね。

補足

先ほどのコメントの補足です。

時は流れて行くものですから、
人であれ、文化であれ変わっていくことは仕方のないことであると、私は考えております。

ファンの求めるものもそれは同じであると思います。

私の母はベルばら初演の頃の、宝塚全盛期とも言える時代にファンだった人間なのですが、その影響でたまに昔の作品を観た時に、レベルの違いを実感します。

しかし、作品内容に関しては、
いまいち面白くないわけではないですが、今の時代には、そしてこれから中心となっていくファン層が求めるものではないのかもしれないと感じます。

だから、より、新しい演出家の方々が必要なのだと、新しい作品が必要なのだと強く感じます。

何かが変化しつつある最近の劇団ですが、これは文化としても、ビジネスとしても時代に対応しきれているのか、(まだ高校生だからかもですが)疑問に思います。

ベルばらなら観に行こうと思う新規のファン、地方のファンが多い事も事実。ですが、ある程度ファンをやっている人間の立場としては、いえ、ファンだからこそ新しいものを求めるのでしょうね…。


ここに関してだけは、
何とも言えないなぁとも思います。

また長々と失礼いたしました。


花菜さま

はじめまして。
コメントありがとうございます。

全部当たり前のことですが、
当たり前にいかない時代なんでしょうね。
寂しいですね。

でも、ほとんどの生徒さんは頑張っておられます。
それを忘れないでいたいです。

タカ さま

ご高説ありがとうございます。

これはタカさまのお考えとして、受け取り、
ワタシがお返事するものではないと判断しましたので、
このまま掲載させていただきました。

願いが届くといいですね(^^)

あーるさま

ご高説ありがとうございます。

こちらも、ワタシのコメントは必要ないと判断しましたので、
そのまま掲載させていただきますね。

言いたいことがたくさんおありなんでしょうね。
高校生?でしたら、まだまだ色々観ることができます。

1つ思うのは、
作り手もそうですが、

見る側も心の視野を広げたらいいのに、ということです。
宝塚以外にも、舞台はたくさんやってます。
色々ごらんになっていいと思いますし、
宝塚を深めたいんえあれば、
もっともっと勉強されればいいと思います。
可能性を活かして、宝塚を思う気持ちを役立ててください。
プロフィール

ナムタン

Author:ナムタン
宝塚歌劇の批評、芝居のお話などを書いてます。
自己紹介なしのコメント、
不快になるコメントなどは
削除、通報いたします。
また名前が名乗れるのであれば、
ハンドルネームもお願いしますね。
最低限のネチケットは守っていただきますよう
お願いいたします。

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