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「宝塚をどり」②~1回目~

座談会を読んでると、
植田先生は「生徒のための場面作り」がメインで、
総合的に「作品」としてみたときのバランスは
全然考えていないんだと思いました。

「ミエコ先生のために」
「龍と愛希のために」
など、生徒さんへの植田先生なりの愛情はわかるんですが、
「宝塚」の由来で「天女降臨」の踊り。
ミエコ先生が勲章を受章されたから、
皇居にあるものと同じ模様のセットを作りますって
「激しく宝塚の100周年から意図がズレてますけど?」

「三面鏡」も素晴らしいですが、どーして「これをやりたい!」のか
全然わかりません。お能が正月から、この演目をやるからって、
「宝塚はお能ではないんですけど?」

渡辺先生がやっておられた郷土芸能の復活と、
牡丹のシーン、鏡獅子は、なんとか理解できるんですが、

これまたラストに「スミレの女神」像が登場

理由はタカラジェンヌは女神のようだからだそうです。

すいません、この座談会で理解できないワタシが悪いんです。
何かに似てるんです。
そう。

「ベルばら」再演のたびにアレコレ「しかけ」を語る植田先生。
もはや、先生の中では自分の頭に浮かんだことを
実現させることが、目的になってしまい、
「100周年」の時に日本物という演目をやることの意味がおきざりになってるのは、座付きであり、宝塚の理事だかなんだかの偉い方が
本来やるべきこと、作ることから、激しくズレていると感じました。
これがカツラなら大問題ですよ。それくらいのズレっぷりを感じました。

で、肝心の出来上がった舞台は、
それこそ「イベント」なんです。
ショーに関連性がないから、つぎはぎ。
口上は大切な場面でしたが、それからあとは、
ミエコ先生の受賞おめでとうの舞だの
牡丹だの獅子だの、東宝映画の「唐獅子牡丹」じゃないですが、
「コレ」という場面がないままにすぎた感じでした。

場面の1つ1つは丁寧に作られています。
ただ構成力がないだけなんです!!

これではまさお、ちゃぴ、月組子そして100期生が
本当に可哀想だと思いました。

日本物というだけでテンションがあがるんで、
本当に作れる方に「伝統の継承」をお願いしたい次第です。
もう植田先生の手の内が、結構見えてきた以上、
今より素晴らしい作品が観られるとは思えません。

三面鏡も、郷土芸能も他の先生が考えたものですし、
鏡獅子も、歌舞伎からきたものです。
辛いですね、なんとなく。

では、良かったコトを。

この作品をまとめた月組生にまず拍手。

1回目なんで、目立った生徒さんを。
100期生上手から8番目の人。
笑顔の可愛らしさと、扇の持ち方がきれいでした。

マギー。
日舞が得意やったんでしょうか?
この人の軸のブレないところ、
扇の使い方、非常にきれいでびっくりしました。
もともと素養はあったみたいですが、かなり稽古されたと思います。

ちなつちゃん。
郷土芸能の場面での足さばきがすごい!!
この人かなり踊れると思いました。
何より、軸がぶれません。みせられました。
彼女は、他の場面でも出てますが、
目を引くうまさでした。

みやるり。
この人、バレエの人と思ってましたが、
踊りの基本は軸がしっかりしてるコトだと教わり、納得。
姿勢の正しさ、扇の使い方、腰から下の重心のかけ方など、
マギーにも通じましたが、非常にしっかりしてました。
あと、化粧が本当にキレイです。

日本物で自分がいいと思ったのは、今回はこの生徒さんたち。
また、回数を観たら違う人の上手さもわかると思います。

「鏡獅子」ですが「毛振りは安全か」というブログを
拝読し、実際セットを拝見してみました。

毛振りより、銀橋にいないといけないトップさんが危ないと思いました。
まさおもテルも、すれ違うときは、ぶつからないように、
非常に気を遣って歩いていましたが、あれでは、舞台に集中できず可哀想だと思います。

構成を変えてあげると、もう少し安心して舞台集中できるのでは?

上手下手花道から、トップ登場。胡蝶の場面までは従来通り。

毛振りの獅子は、1号セリあたりの上に平台を作り、そこにスタンバイ。
奥に「すみれ」観音を幕で隠しておいて、毛振りをしてた場所まで
生徒さんを移動させ、3獅子を舞台にのせてしまう。

本来は3人で「毛振り」が好ましいが、大変であるならば2人に振りをつけて
きちんと「鏡獅子」の場面を作る。
真ん中の下級生獅子が毛振りをし、音が終わるまでは、暗転にしない。
必ず、平台から、降りたのを確認してから、
3人獅子が見栄をきって、下手にはける。
重要なのは、獅子の姿のまま、暗転の暗い中を
走らせることが危ないので、彼女らが、ソデに引っ込むまでは、
明かりはつけておく。
その間に幕をおとして、スミレの仏像?かなんかを出して、
スタンバイしてる生徒さんたちは、位置につき、
どうせなら、スミレ仏像から、ミエコ先生がでてきて、
「スミレのボレロ」が始まる~というのが、
なんとなく安全な「毛振り」のように思った。
自分が構成するなら、そうします。

大劇場の舞台。
特に「ベルばら」でも、蘭とむアンドレの時に初めて気づいたんだが、
暗転したら、ソデまですごい勢いで走ってて、
最初こそ、すごいなあ~とボケたファン目線でみてたが、
あの暗い中を、ペンライトもなしで(自分は役者の足元照らすのもやってた)
走ってる生徒、実は危ないんじゃないのか?と思い始めた次第。
よく、男役さんが娘役の手をとって、舞台そでまで一緒にいってるけど、
あれは怪我防止やってんなあ(涙)
マジで安全は心配しすぎるくらい確認してください。

そんな中で、今回、本当に頑張ってます、月組さん。
龍真咲のおもしろいのは、女舞か男舞かわからない、
中間の踊り方をするところ。
「何がでてくるかわからない」面白さは、やはりある。
全く形にハマろうとしないのだ。
それが、いい方向にむいてるときは頑張ってください、と思う。

「春のをどり」初回考察でした。
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Author:ナムタン
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