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~アムールの国の恋愛観~「恐るべき親たち」

久しぶりに観たストレートプレイです。

客席から笑いが起きてたんで、
きっと「エスプリ」のきいた、
コクトーの恋愛悲喜劇だと思うのです。

ストーリーは自己流に書きますと。

「ママのことが大好きな息子が結婚相手を紹介するんだけど、なんと、その相手は息子のパパの愛人だったりして、あちゃ~っと思ってたら最後にママが死んじゃった」

すいません、ホンマ高尚な文学素養がないんで、
3流エロコメかい!
と思ってしまったんです(涙)
しかもワタクシのツボは
結婚相手演じる中嶋朋子が「マドレーヌ」という役名で、

「和風の顔でマドレーヌって……」

そこで笑ってました。中嶋さん、ゴメン。

しかも演出が嫌い。

自分は舞台で「エロス」を表現するときは、
やはりそこはかとなく、漂うのが「うわっ!エロ」と、
思うんですが、やたらに舞台上で、ちゅうちゅう、されても
ピンとこないんですよ~

ええ、ですから、高尚なエスプリはわからんのやと思います。

結局、物語は先に書いた話で、それをみせるためだけに、
ターコ様が出たのか、と思うと、
すげえムダ遣いだと思いました。

つうか、もったいないよ。

役者でいえば、
マドレーヌは論外で、
中嶋しゅうさんという方も、いかにもストプレの脇で
重宝されてそうな方で、
息子役の満島真之介さんは、
沖縄顔で「ミシェル」で、そこはいいとしても、
あんまし魅力的でない。

自分がヅカ脳だから?と思い返しましたが、
ストプレ観劇のほうが長いんです。
ヅカにキチンと通い出したのは、出戻りして2年。
ストプレは、つか劇団以前からン十年以上観てる。
う~ん、年とりました。

ちなみに、この芝居を支えていたのは、

佐藤オリエ。

ターコさんはね。
「ワタシの」感想ですが、演技の質というか
方法論とか、ヅカ時代と変わりないように思います。

上手いんですよ。
ただ、演じる場所が、宝塚から、
別の劇場に変わっただけで、
ターコさん自身は何も変わらない。

そして、それは悪いことではない。
だって、たとえばこの中で、パパの役も
きっとターコさんならできると思いましたもん。

彼女は性別を越えて役を演じることのできる人だと。
そう感じました。

「恐るべき親たち」の感想は、こんなもんです。

ただ出てる役者さんに関して思うこと。

男優の層の薄さ。

先に書いたように、中嶋さんのように脇で上手い方は、
けっこうおられます、ぶっちゃけ。
この人でないと!というお役ではないんです。

満島さんは、若い役者さんによくいる、
「台詞は明瞭、動きもきれい、演出どうりにやりますよ!」
みたいな人で、はっきり書けば個性がないです。
この人も、このお役はこの人でないと!というのがないです。

薄い。

日本の演劇事情の大きな問題は、
若手男優ですごいのが出てこないことじゃないでしょうか?
ジャニーズの人が大事にされるのは、
技術もソコソコあって、かつ知名度もあるから。

つか劇団に、少年隊のニッキが出てきた頃を思い出しました。
でもつか劇団のジャニーズ頼みも、
ワタシの中では草薙クンが「蒲田行進曲」でヤスを演じて以降、
すごい人は観てないです。

今は、新感線に呼ばれて出ることがステイタスなんでしょうか。
古田さんを「ふるちん」呼びしてた時代は終わったんですなあ~

東京はようわからんけど、良い男優さん、いるんでしょうか?


また、ターコさんを観てると、
今後彼女の相手役になりうる男優はいるんだろうか?とも思います。
彼女の舞台で、相手役で印象に残ってるのは
なぜか、白石加代子さんであり、今回の佐藤オリエさんであり、
えっと……あ、市村さんは男!!(安心)
つまり相手役の人で、ぱっと浮かぶのは女優さんなんですよね。

ターコさんが満足されてるならいいんです。

ただ、彼女に匹敵する男優、いないかなあと。

またも平幹さん話ですいませんが、喜和子さん亡きあとの話。
「相手役が鳳蘭さんとか麻実れいさんくらいでないと、パワーバランスがとれない」
とのコト。

結局、ベテランになるほど、脇にまわることに。
もちろん、若手に道は譲るべきですが、
譲れる人がでないのなら、
主役をはっててもいいんです(年齢の問題がでてきますが)

女優さんが有利なのは、
女メインの作品が舞台で、多いこと。
でも、海外作品です。

ヅカでもオリジナル作品を!の声は高いですが、
日本発の台本、男優メインの芝居も、
これからニーズがあると思います。

ちなみに、こういう現状であれば、
ぜひとも「マイヤーリンク」を
ターコさんルドルフ、イチロくんマリーで、
上演してくれたらいいのになあと思いました(これ真剣なんですけどね)

とりあえず、おフランスの恋愛モノは自分には合いませんでした(笑)
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