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OSK「春のおどり」~2015~

観劇しました。

一部の日本もの。

楽しかったです。

「THE 殺陣」
刀さばきというんでしょうか?
見事でした。
もう少し腰は落とされたほうがカッコイイなあと思います。

「へらへら踊り」
すこい難しいシーンだと思いますが
コミカルに演じておられて楽しかったです。
しゃちほこ?なんか、観られるなんて嬉しかった!!
お座敷でないと普段見ることないんで。

あと「大阪じめ」を体験しました。
OSKのショーで思うのは客席いじり。
去年も上手いなあと感心したんですが、
何気なく観客をいじるのも才能の1つ。
こう、客席をのせるのが上手い。
つづいて大阪ソングメドレー。

「大阪ラブソティ」から「道頓堀行進曲」まで。

ここまで徹底して大阪にこだわったショーは
本当に嬉しい!

毎年、松竹座にくると
「春のおどり」が上演されている。

来年も観劇できるのと信じています。

今、関西でこれだけ日本ものを
きちんとみせてくれる劇団は少ないと思うのです。

どうか、この灯がともり続けて欲しいと願うばかりです。
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「人生双六」~藤山寛美の舞台~

OSKのおかげで、色々思い出しました。
まだ道頓堀に中座のあったころ。

あの頃は寛美さんが公演してはったんですよね。
今思うと、すごいです。

インドアの小学生だった私は、
学校から帰ると、祖母と一緒にテレビを観てる子でした。
「松竹新喜劇3600秒?」とかゆうのを
週1回放送してまして。
ずっと観てました。

悔やむことといえば、いつでも観られると思いながら、
寛美さんの舞台を1回も観なかったことです。
これは大変ソンします。

演目はたくさんありますが、
ワタシが好きなのは「人生双六」
お金もなく、生きるあてもない青年2人。
お互い頑張って働いて、5年したら
また、会おう!と約束します。
が、現実はうまくいかず、
片方は出世したものの、
寛美さん演じる男は成功しませんでした。
なので、会うことをためらいます。
そこに心の温かい女性が事情を知り、
2人をあわせようとします。が、そこにひとひねり。
その女性は、会う約束をした男の家族でした、というお話。

もう1度ビデオを見直さないときちんとあらすじを説明できません。
ごめんなさい。
この作品の何が好きって、
「人の一生は平等ではない」という現実を、
残酷にも哀しい「真実」を、
「笑い」で見せてるとこです。
それより、その不平等を、どう受け入れた上で
生きるかを暗示していると思います。

これを演じるのは難しいですよ。
天才か、1度本気で死ぬことを思った役者でなければ
「現実感」に欠けた面白みがないものになります。

話は飛びますが、宝塚の物語の根底は、
こういう「松竹新喜劇」的なもんが流れてます。
どこかの宝塚本でも読んだ覚えがあるんです。
ただし、昭和世界になりますが(苦笑)

「人の心の機微」(人情)
「コメディ」(笑い)
昔の植田先生であるとか、
柴田先生、または、以前は書いてらした、
菊田一夫先生、北条秀司先生など。

「人生双六」も、
あらずじだけキチンとおさえれば、アレンジしたら、
宝塚向けに1本書けると思います。

宝塚も松竹新喜劇も、親戚みたいなもんです。

もう1作「はなの六衛兵」という作品があります。
江戸時代。
鼻がきくのがとりえの男が大坂に出てきて、
鼻を活かして、出世する、というハッピーエンドで、
これは、藤山直美で、女に書き直して再演されました。
こちらは、間の芝居。難しい演目ですが、
やる人がやると断然面白いです。

一時の熱狂からは、冷めましたが、
直美さんは、喜劇をきちんとできる貴重な役者さん。
もう少し活躍の場が増えて欲しいと思います。

思い出の舞台、中座でみた蝶々さんのお話も
いつか書きたいと思います。

う~ん、思い出すととまりませんね。
名役者の芸。

~アムールの国の恋愛観~「恐るべき親たち」

久しぶりに観たストレートプレイです。

客席から笑いが起きてたんで、
きっと「エスプリ」のきいた、
コクトーの恋愛悲喜劇だと思うのです。

ストーリーは自己流に書きますと。

「ママのことが大好きな息子が結婚相手を紹介するんだけど、なんと、その相手は息子のパパの愛人だったりして、あちゃ~っと思ってたら最後にママが死んじゃった」

すいません、ホンマ高尚な文学素養がないんで、
3流エロコメかい!
と思ってしまったんです(涙)
しかもワタクシのツボは
結婚相手演じる中嶋朋子が「マドレーヌ」という役名で、

「和風の顔でマドレーヌって……」

そこで笑ってました。中嶋さん、ゴメン。

しかも演出が嫌い。

自分は舞台で「エロス」を表現するときは、
やはりそこはかとなく、漂うのが「うわっ!エロ」と、
思うんですが、やたらに舞台上で、ちゅうちゅう、されても
ピンとこないんですよ~

ええ、ですから、高尚なエスプリはわからんのやと思います。

結局、物語は先に書いた話で、それをみせるためだけに、
ターコ様が出たのか、と思うと、
すげえムダ遣いだと思いました。

つうか、もったいないよ。

役者でいえば、
マドレーヌは論外で、
中嶋しゅうさんという方も、いかにもストプレの脇で
重宝されてそうな方で、
息子役の満島真之介さんは、
沖縄顔で「ミシェル」で、そこはいいとしても、
あんまし魅力的でない。

自分がヅカ脳だから?と思い返しましたが、
ストプレ観劇のほうが長いんです。
ヅカにキチンと通い出したのは、出戻りして2年。
ストプレは、つか劇団以前からン十年以上観てる。
う~ん、年とりました。

ちなみに、この芝居を支えていたのは、

佐藤オリエ。

ターコさんはね。
「ワタシの」感想ですが、演技の質というか
方法論とか、ヅカ時代と変わりないように思います。

上手いんですよ。
ただ、演じる場所が、宝塚から、
別の劇場に変わっただけで、
ターコさん自身は何も変わらない。

そして、それは悪いことではない。
だって、たとえばこの中で、パパの役も
きっとターコさんならできると思いましたもん。

彼女は性別を越えて役を演じることのできる人だと。
そう感じました。

「恐るべき親たち」の感想は、こんなもんです。

ただ出てる役者さんに関して思うこと。

男優の層の薄さ。

先に書いたように、中嶋さんのように脇で上手い方は、
けっこうおられます、ぶっちゃけ。
この人でないと!というお役ではないんです。

満島さんは、若い役者さんによくいる、
「台詞は明瞭、動きもきれい、演出どうりにやりますよ!」
みたいな人で、はっきり書けば個性がないです。
この人も、このお役はこの人でないと!というのがないです。

薄い。

日本の演劇事情の大きな問題は、
若手男優ですごいのが出てこないことじゃないでしょうか?
ジャニーズの人が大事にされるのは、
技術もソコソコあって、かつ知名度もあるから。

つか劇団に、少年隊のニッキが出てきた頃を思い出しました。
でもつか劇団のジャニーズ頼みも、
ワタシの中では草薙クンが「蒲田行進曲」でヤスを演じて以降、
すごい人は観てないです。

今は、新感線に呼ばれて出ることがステイタスなんでしょうか。
古田さんを「ふるちん」呼びしてた時代は終わったんですなあ~

東京はようわからんけど、良い男優さん、いるんでしょうか?


また、ターコさんを観てると、
今後彼女の相手役になりうる男優はいるんだろうか?とも思います。
彼女の舞台で、相手役で印象に残ってるのは
なぜか、白石加代子さんであり、今回の佐藤オリエさんであり、
えっと……あ、市村さんは男!!(安心)
つまり相手役の人で、ぱっと浮かぶのは女優さんなんですよね。

ターコさんが満足されてるならいいんです。

ただ、彼女に匹敵する男優、いないかなあと。

またも平幹さん話ですいませんが、喜和子さん亡きあとの話。
「相手役が鳳蘭さんとか麻実れいさんくらいでないと、パワーバランスがとれない」
とのコト。

結局、ベテランになるほど、脇にまわることに。
もちろん、若手に道は譲るべきですが、
譲れる人がでないのなら、
主役をはっててもいいんです(年齢の問題がでてきますが)

女優さんが有利なのは、
女メインの作品が舞台で、多いこと。
でも、海外作品です。

ヅカでもオリジナル作品を!の声は高いですが、
日本発の台本、男優メインの芝居も、
これからニーズがあると思います。

ちなみに、こういう現状であれば、
ぜひとも「マイヤーリンク」を
ターコさんルドルフ、イチロくんマリーで、
上演してくれたらいいのになあと思いました(これ真剣なんですけどね)

とりあえず、おフランスの恋愛モノは自分には合いませんでした(笑)

「近松心中物語」

その昔。
「近松心中物語」というお芝居がございまして。
演出、蜷川幸雄。
彼の商業演劇進出の第1作です。

忠兵衛に平幹二朗。
梅川に太地喜和子。

とにかく、
「恋」に落ちる瞬間が神のように美しかったんですよ。

ほんの少しスレ違い、
ほんの少し目があっただけなのに。

「この人たち、恋しましたね」
って、当時の中学生にもわかりました。

そこから、心中にむかってまっしぐらなんですが。

「一緒に死ぬのは、舞台だからこそ美しい」

のちのインタビューで、
喜和子さんが言ってました。

「梅川をやるのに、歌舞伎の女形(確か玉三郎さんだった気がする)
アドバイスをもらいにいった。
アドバイスどおりにしてみたら、相手役の平さんが、
勉強したのね、と褒めてくれた」と。

何をしたかというと、心中道行きの出番前に、
氷水に手をつけて、冷やすんですね。
めちゃくちゃ冷たくしてから舞台にでる。

吹雪の中、梅川の手をとる忠兵衛は思うわけです。
「なんて冷たい手え、してるんや」と。
そこでさらに愛おしさがまして、
手を温める「演技」に嘘がなくなるんです。

もう、昔の役者さんのお話なんで、
ここまでする方がおられるのか、
今はわかりません。

が、あゆっちの梅川に。
出番前には、手を冷やして、
出るくらいのコトをして欲しいなと、思いました。
たぶん、もっと演技が良くなると思います。

山田五十鈴さん。

今日はヅカ以外のお話~。

封印してた演劇関係の資料をひもといて、
色々物色してたら、
スッゲー!!

山田五十鈴さまのサイン色紙がございました。

まだ10代の頃、平幹さんについてまわってて、
「華岡青洲の妻」を帝劇まで観に行ったとき、
平さんが「もらってあげようか?」と
山田先生にお願いしてくださったもの。

当時はそのありがたみがわかってなくて、

本当にすいません!!

毛筆サインの美しい色紙にはピンク色の薄紙がひかれており、
「品」の漂う色紙でございました。

ああゆう「色艶のある」女優さん、
ほとんどいらっしゃいませんね。

寂しい。
プロフィール

ナムタン

Author:ナムタン
宝塚歌劇の批評、芝居のお話などを書いてます。
自己紹介なしのコメント、
不快になるコメントなどは
削除、通報いたします。
また名前が名乗れるのであれば、
ハンドルネームもお願いしますね。
最低限のネチケットは守っていただきますよう
お願いいたします。

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